instant fantasy

黒沼英之 instant fantasy歌詞
1.ふたり

作詞:黒沼英之
作曲:黒沼英之

自然に触れる 君の指先
流れてくる不思議なメロディー
形じゃなく 目にも見えない
心が呼んでる
ふたりを呼んでる

ふつうの暮らしの中の風景を
少しずつ分け合っていくだけ
何も特別なことなんかないけど
重なり合っていく この気持ちを信じたい

好き、と言ったり
ぎゅっと抱きしめたり
きっとそんなひとつひとつが愛を紡いでく
そばにいるよ
おおげさじゃなくて
君の幸せが僕にうつってく

笑ってるかな 怒ってるかな
流れてくる君のメロディー
どこにいても分かる気がする
心が呼んでる
ふたりを呼んでる

理由もない不安や戸惑いは
見えないふりしたくなるけど
傷つくことから逃げるんじゃなくて
ぶつかり合って生まれるものだって信じたい

浮き上がったり
ぐっと沈んでみたり
どんなふたりにだって僕は出会いたい
そばにいるよ
恐がらないでよ
君の悲しみも僕を強くする


2.夜、月。

作詞:黒沼英之
作曲:黒沼英之

窓辺のリリイ
眠れないなら
僕のとこへ降りておいでよ
君の嘘も君の名前も
誰も知らない 夏草の上

今日の星の光は
ずっとずっと昔の光

夜の風を身に纏って
裸足で走って月に行けたら
抱きしめあって 夜空の中へ
僕らが落ちてしまえばいい

不思議なこと
なんでもないこと
上手くやれない僕らのこと
このままずっと話していようよ
ぜんぶ忘れてしまうから

今日誓った約束は
ずっとずっと昔の約束

宇宙の雨が絹のように
君を包んで舞い上がる
いつも僕の伸ばした指の
ほんの少し先に君はいる

その瞳に映したなら
なんて綺麗な世界なんだろう
君を悲しませるものも
ぜんぶぜんぶ愛せたなら

夜の風を身に纏って
裸足で走って月に行けたら
抱きしめあって 夜空の中へ
僕らが落ちてしまえばいい

いつも僕の伸ばした指の
ほんの少し先に君はいる


3.ラヴソング

作詞:黒沼英之
作曲:黒沼英之

忘却の海に捨て去った思い出も
君のいない岸辺に打ち上げられていた
見て見ないふりして帰ればいいのに
拾い上げて大事にしているのが僕だ

どんなにあがいても
消えない痛みばかり飽きちゃったよ
同じことなんて繰り返しても意味ない

だけど
love love love love song
あてもないのに
love love love love song

love love love love song
みじめなほど
love love love love song
聞こえる

本当の愛、なんて
ばかみたい
なんですぐこだわったり
今すぐ泣き合ってごめんって抱きしめたい

だけど
love love love love song
届かないもう
love love love love song

love love love love song
みじめなほど
love love love love song
聞こえる

「君の一番ダメなところを教えて
僕のと合わせてお守りにしよう」
そんな簡単なこと素直になれば
取り戻せたのかな
時間ごと

繰り返しても意味ない

だけど
love love love love song
あてもないのに
love love love love song

love love love love song
みじめなほど
love love love love song
聞こえる

あてもないラヴソング


4.ordinary days

作詞:黒沼英之
作曲:黒沼英之

焼きたてのトーストと
いつもの コーヒーで朝を迎えよう
今日は君の機嫌もよくて
ほっとしている

天気はいいけど
こうしてもう少しこのままでいたいんだ

かかとすり減った靴たちは
歩き方のせいだね
猫背を直せと言うけど
僕はこれでいい これがいい
そんな days

おろしたてのスニーカーも
汚れた方がいいみたい
少し遠回りして帰ろう
それがいい それでいい

曇り空好きになれるような気持ち
教えてくれた君が

傷だらけのカメラも
穴のあいた靴下も
捨ててしまえと言うけど
僕はこれでいい これがいい
そんな days

傷つきやすいとこも
深読みしすぎるとこも
嫌になると言うけど
僕はそこがいい
そんな君がいい

かかとすり減った靴たちは
歩き方のせいだね
猫背を直せと言うけど
僕はこれでいい これがいい
そんな days


5.サマーレイン

作詞:黒沼英之
作曲:黒沼英之

夏も終わりと言うけれど
入道雲は高くまだ手を伸ばしてる
いつもの駅まで呼び出して
雨雲連れて君はやってくる

summer rain
焦げるアスファルト冷ますように降れ
summer rain
僕のことは忘れてもいい

ビニール傘ごしに見る街は
まるで泣いているみたいで
恋なんてしないよ
叶わなくても
少し永遠に触れてたいんだ

明日晴れたらもう君はいない

遠くまでいけたらいいよね、と
口癖のようにいつも君はつぶやいてた
どこへだって行けると言うけれど
返事もしないで窓の外を見てた

summer rain
甘ったれた僕の頭を冷ましてよ
summer rain
雨のせいにして泣けばいいだろう

灰色に染まるこの街は
まるで世界の果てみたいで
もういっそぜんぶ捨ててしまえば
上手くいくはずって夢見てた

明日が来ればまた元通りなんだ


6.どうしようもない

作詞:黒沼英之
作曲:黒沼英之

君の胸にそっと耳あてて小さく丸まると
遠い記憶呼ぶように包まれて海に還るようです

どうしようもない
どうしようもない
どうしようもない僕でごめんなさい

僕らが抱き合って生きるには不都合な世界でも
好き、とか
愛してる。とか
があれば少しはマシなのに

どうしようもない
どうしようもない
どうしようもない僕でごめんなさい

バイバイおやすみ
かなしみはひと休み
深くて長い夢
大袈裟にキスして抱きしめて
うやむやにするばかり

どうしようもない
どうしようもない
どうしようもない僕でごめんなさい


7.耳をすませて

作詞:黒沼英之
作曲:黒沼英之

星の光だけ頼りに
心に耳をすませよう
難しいことは少し忘れて
思いをゆだねよう

街へ出ても部屋にいても
ひとりぼっち 同じこと
だってまず僕が僕を見失ってる

やりたいこと ほしいものは
ずっとシンプルだったはずで
増えるばかり飾るばかり
見えなくなってしまう

いろんなことを言う人がいるよ
ぜんぶ本当のようで
嘘にだってなる

星の光だけ頼りに
心に耳をすませよう
難しいことは少し忘れて
思いをゆだねよう
本当に大事なものは
数えるほどしかないから
その手を広げて抱きしめるだけで
守ることが出来るんだよ

いろんなことが混ざってくるよ
悲しみも怒りも
ひとつの線になってく

冷たい風だけ頼りに
心に耳をすませよう
君のなかの譲れないものが
そこにはちゃんとあるよ
言葉は心じゃないから
嘘だってつけるけれど
胸を張って笑っていたいなら
わがままになっていいんだよ

星の光だけ頼りに
心に耳をすませよう
難しいことは少し忘れて
思いをゆだねよう